kei concept

径。円心を通って円周を切る直線。森の大きさを測る、樹齢を測る、丸太の直径を測る、椅子の脚の直径を測る。森から生まれた木材が家具になり、家に届くまでに様々な径が使われます。

土から生えてきた芽は長い時間をかけて木になり、その幹は年輪という円を広げながら成長していきます。その営みに敬意を込めながら、木は様々な人たちの手を介して四角や円という形になり、人々の生活の場の円を形作っていきます。

“kei”を通して、そのような時間、自然、クラフトマンシップやデザインを感じ、本質的でより豊かな生活を育んでいただきたいと思います。

concept

Features

  • concept concept

    Chair
    Arm Chair
    Stool
    High Stool

    自然の持つおおらかさと厳しさを併せ持つチェアのデザインを目指しました。大きく贅沢に切り出した柔らかいフォルムの背と座は、木に包まれるようなおおらかな座り心地を提供しています。背と座を支えるフレーム構造は無駄を削ぎ落とし、空間に馴染みやすいボリュームに設計されています。

  • concept concept

    Table
    Round Table
    Low Table

    柔らかなエッジを備えたテーブルは、Φ56mmの木の幹のような堅牢な脚にどのような環境にも馴染むシンプルな天板が乗り、軽やかさと重厚な印象を併せ持ったデザインに仕上がっています。有機的でアイコニックなフォルムの天板が乗るLow tableは2種類のサイズと高さがあり、合わせてレイアウトすることで空間にリズムと柔らかな自然の雰囲気をもたらすことができます。

  • concept

    Sofa
    Ottoman

    kei collectionの中では、建築的な構造を持つソファは、同じくΦ56mmの脚に支えられ、クリ材を贅沢に使用した側板フレームの中に、身体を支えてリラックスさせる膨よかなクションが乗っています。座面が高く、シートクッションが船底のようなフォルムをしているため、足元空間が確保されており、ワーキングソファとしてコントラクト空間にも活用できるデザインになっています。

  • concept

    Shelf
    Coat Stand

    シェルフはテーブルと同じく柔らかなエッジの天板を備えることで、天板に置いたものが美しくディスプレイできるようにデザインされています。
    コートスタンドはタワーのようなアイコニックな存在で、上部のカーブはフックに、下部のカーブは安定性を高めるための脚部となっています。装飾的な要素を排除し、機能的なフォルムのみをシンプルに3回リピートして組み上げ、コアパーツに固定することで成立するようにデザインしています。かけることの楽しさとともに、空間の中での存在感を楽しんでいただきたいアイテムです。