デザイナー

エンツォ・マーリ ENZO MARI

エンツォ・マーリ

ENZO MARI

工業デザイナー
1932年
イタリア ノヴァラ生まれ
1952年
ミラノ国立ブレラ芸術学院修了
1977年
ADI(イタリア工業デザイン協会)会長就任
2020年
永眠

コンパッソ・ドーロ賞を4回受賞するなど、受賞歴多数。1950年代初頭から視覚心理学及び3次元空間の知覚的構造の構築を研究。アーティスト、デザインの思想家、プロダクトデザイナーとして幅広い活動を精力的に行う。これまでに製作した作品数は1,600点を超え、そのうち29点はニューヨーク近代美術館の永久所蔵品に選定される。
岐阜県のオリベ想創塾が2003年に主催したマーリ氏の講演会で、氏の思想に共感した飛驒産業社長(現会長)の岡田が「私たちが気づいていない日本の美をスギで表現してほしい」と、世界初となる圧縮スギによる家具デザインを依頼。そうして生まれた〈HIDA〉シリーズは2005年のミラノサローネに出品され高く評価される。

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