「節」が主役の家具
樹木はまるで小さな宇宙です。
幹ひとつにも柾目・節・赤太・白太とあり、驚くほど表情豊かです。
けれど無節の柾目と画一化にこだわるあまり、せっかくの個性を色で塗りこめ、自然の造形美を無視してきた点は否めません。
一本の丸太から家具として使用されるのは25%から35%。
見誤った美意識と合理主義のため、森の恵みを活かし切れずにきてしまったのです。
素晴らしい樹木の個性を楽しみつつ、資源の活用を図れるなら、こんな良いことはありません。
2001年、当社は高度な匠の技を基に、「節」を主役とした家具づくりに挑みました。
予想を超す魅力的なフォルムになりました。
ぜひとも樹木の妙を傍らに、潤いのある暮らしをお楽しみください。