張り布のお手入れ
普段のお手入れ
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クッション
普段のお手入れは、掃除機でゴミやほこりを吸い取ったり、柔らかいブラシでブラッシングしてください。ゴミやホコリをこまめに取ることがきれいさを保つコツです。
汚れた場合は、すぐに中性洗剤をお湯で薄めて固く絞った布で表面をたたくようにして落とし、固く絞った蒸した布で洗剤分を拭き取り、乾いた布で乾拭きしてください。 -
カバーリング商品
カバーリング仕様の商品は、カバーのみを取り外して簡単にお手入れができます。張り布によってはご家庭でのお洗濯、またはクリーニングが可能です。商品に付いている洗濯タグをご確認ください。
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【中袋タイプ】
クッションにファスナーがついており、中袋を取りだして、カバーのみお洗濯をすることができます。
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【座面取り外しタイプ】
座面はグリップボルトで留めているため、工具を使わずに簡単に取り外すことができます。カバーはマジックテープで取り外せます。
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【マジックテープタイプ】
カバーの脱着がしやすく、座面全体に茶色のインナーウェアを着せているため、洗濯中も椅子の見た目を損ないません。
羽毛クッションのお手入れ方法
羽毛クッションはリッチでふんわりとした自然な表情と独特の座りごこちがありますが、何度も座っていると羽毛が偏り、いびつな形になることがあります。その様な場合や、カバーを掛け替えたあとは下記の手順でフォーミングを行ってください。
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フォーミング
1.ボリュームの少ない方を下にして、軽くとんとんと下に落として、偏りを直す。
2.手で両側から、ぱんぱんとたたいて凸凹を直す。 -
濡れてしまったとき
できるだけ早くカバーから取り出し、天日の下か布団乾燥機でフェザーが固まらないようにときどき手でほぐしながら乾かしてください。濡れたまま放置すると、フェザーが固まってふくらみがなくなったりフェザーが腐ることがあります。
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においが気になるとき
購入時・梅雨・夏場の時期は若干においが出る場合がありますが、使用期間に応じてほとんど気にならなくなります。万が一、においが気になったら、夏場はカバーから取り出して天日の下で一日干すことをおすすめします。梅雨時期の場合は、大きめの箱または布団袋に入れて、布団乾燥機の高温で約3~6時間乾燥させてください。
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ご注意
暖房機・アイロン・ドライヤーなどの熱で急激に乾燥させるのは絶対におやめください。フェザーが傷んで性能が低下するおそれがあります。
本革商品のお取り扱いについて
本革は独特の風合いがあり、使い込むほどに味わいの出る生きた素材です。
商品を末長くご愛用いただくために、以下の点にご注意ください。
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本革の仕上げ方法
当社の本革は、仕上げの方法により【顔料仕上げ】と【セミアニリン仕上げ】に分けられます。
それぞれ特性がありますので、下記をご参照ください。 -
【顔料仕上げ】
ニューソフト(本革Aランク)・ニュースムース(本革Bランク)・ラルジュ(本革Bランク)家具用の革としてもっとも一般的な皮革です。不透明な顔料で革の着色をおこなうため、キズやシミが目立ちにくくなり、比較的均一な仕上げとなります。そのためセミアニリン仕上げに比べると、革本来の風合いは少なくなりますが、色落ちや色褪せしにくく、カラーバリエーションの多さも魅力です。
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【セミアニリン仕上げ】
サンテリア(本革Dランク)・HK016(本革Bランク)・HK017(本革Bランク)透明感のある染料で着色をおこなうため、革らしい自然な風合いの触感と透明感のある仕上がりの皮革です。セミアニリン仕上げは、アニリン仕上げ(染料仕上げ)の色落ちや色褪せしやすいというデメリットを補うため、一部顔料を使用しています。物性は顔料仕上げに比べ、色落ちや色褪せしやすいデリケートな革であることをご理解ください。また、革の自然な表情を活かした仕上げのため、個体差があります。
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普段のお手入れ
時々乾拭きをし、汚れがつかないようにすることが一番の長持ちの秘訣です。柔らかい綿布(化学雑巾は使用しないでください)で、軽くなでる程度にやさしく乾拭きをしてください。お手入れのしすぎ、また強くこすることは劣化の原因になりますのでご注意ください。乾拭きしにくい隙間などのほこりやちりは、柔らかいブラシをつけた掃除機にて取り除いてください。整髪料やハンドクリームは革を傷めますので丁寧に拭き取ってください。
※靴用クリーム、溶剤(シンナー、ベンジン、除光液など)、化学雑巾等は絶対に使用しないでください。 -
汚れてしまったとき
飲み物や食べ物をこぼしてしまったときは、すぐに柔らかい綿布(ぬるま湯に浸して固く絞ったもの)ですぐに拭き取ってください。塩分の強いもの(醤油など)は後で塩の結晶が吹き出ることがありますので丁寧に拭き取ってください。個体の汚れの場合はスプーン等で余分な汚れをすくい取ってから、柔らかい綿布(ぬるま湯に浸して固く絞ったもの)で拭き取ってください。その後、乾いた柔らかい綿布で革の湿気を拭き取り、1時間ほど自然乾燥させてください。油分のあるものは下記の洗浄液を使用した方法で拭き取ってください。
※市販のクリーナーをお使いになる場合、色落ちの可能性があります。必ずクリーナーの説明書に従って、目立たない部分で試し拭きをしてからご使用してください。 -
【洗浄液によるお手入れ方法】
- ①ぬるま湯に1~2%の割合で中性洗剤(弱アルカリ性家庭家具用合成洗剤などは使用しないでください)を入れよく混ぜ、洗浄液を作ってください。洗剤の目安は500mlのペットボトルに対してキャップ1杯弱の量です。
- ②洗浄液に柔らかい綿布を浸し、固く絞ってから、汚れをやさしく拭き取ります。
(こびりついたしつこい汚れは、無理やりはがすと革を傷める原因になるため、汚れ自体を水で少し湿らせたあと、やさしく拭き取ってください。) - ③きれいなぬるま湯に柔らかい綿布を浸し、固く絞ってから、革に付いた洗浄液が残らないようていねいに拭き取って下さい。
- ④乾いた柔らかい綿布で革の湿気を拭き取り、1時間ほど自然乾燥させてください。
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ご注意
- 直射日光の当たる場所や暖房近くなどの高温になる場所、冷暖房の送風が当たる場所には家具を置かないでください。変色、変質、ひび割れなど革の劣化の原因となります。
- 湿度の高い場所では、革にカビが生えたり、変色、変質のおそれがありますのでお避けください。
- 水に濡らさないよう注意してください。色落ちやシミ、劣化の原因となります。
- ビニール製品などを長時間置くと変色等の原因になる場合がありますのでご注意ください。