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材種と塗色
木材の種類によって特徴や木目の雰囲気が異なります。また、下記材種の他に、地域材を活用した商品開発も行っています。
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ホワイトオーク重厚で堅く、木目が真っすぐで独特の存在感があります。独自の繊維構造から、柾目で製材すると虎斑(とらふ)という虎の背中の縞模様に似た銀色に輝く杢目が現れ、個性豊かな表情を楽しめます。飛騨産業では主に樹齢100年前後の北米産ホワイトオーク材を使用しています。※曲木部分など一部ナラ材を使用している場合があります。
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レッドオークホワイトオークと比べるとやや軽く、赤みがかった色味であることからレッドオークと呼ばれています。飛騨産業では主に北米産のレッドオーク材を使用しています。
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ビーチ木目はきめ細かく、堅くて衝撃にも強いことから家具用材として重宝されています。また、粘りがあり、割れにくい性質を備えているため、曲木加工に適しています。飛騨産業では主に欧州産のビーチ材を使用しています。
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ウォルナットウォルナットは、チーク、マホガニーと並んだ世界三大銘木の一つです。渋く上品で、落ち着いた色合いと重厚感のある杢目が美しく、触り心地もよい高級材です。タンニンが多く含まれているため、使い込むうちに風合いを深めていきます。飛騨産業では北米産のブラックウォルナット材を使用しています。
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カバカバは、柔らかな触り心地できめ細やかな肌目が魅力です。心材は赤く辺材は白いことから色の差がはっきりと現れ、個性豊かな表情を楽しめます。
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スギ国産のスギは学名を「クリプトメリア・ジャポニカ」と言い、“隠された日本の財産”を意味します。これまでは軟らかさが家具には不向きとされてきましたが、飛騨産業では加熱圧縮によって強度を高める技術を開発し、製品化を実現。カジュアルな印象で温かい手触りが特長です。また、柾目材の場合は、直線的で凛とした表情が現れます。
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ヒノキスギに次いで日本で多く植林されている木材です。緻密で美しい光沢があり、日本人好みの芳香を発します。菌や虫などに対する耐性が高く、最高品質の建築用材とされてきました。飛騨産業では加熱圧縮によって強度を高める技術を開発し製品化を実現。圧縮工程によってやや褐色味を帯びます。
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ナラ国産のミズナラやコナラの総称。欧米を原産とするホワイトオークと同じく、ナチュラルな質感があり、落ち着いた木目と柾目に現れる虎斑(とらふ)が特徴です。また、飛騨産業で使用している国産のナラはホワイトオークに比べ小径木であることから、心材と辺材の色の差がはっきりと現れます。
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クリ優しい手触りと風合いのクリは、湿気に強いことで知られています。明るい材色ではっきりとした木目が特徴です。また、オーク材等と比較すると軽いため、日常生活において扱いやすいのも特長です。
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ブナ欧州産ビーチと国産ブナの材質はほぼ同じで、優しく穏やかな木目表情が特徴です。材色は製材の時期や部位によって個体差が生じます。堅くて粘りがあることから曲木加工に適した木材です。飛騨産業の歴史はブナを活用した曲木椅子づくりから始まりました。
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ツートンツートンは、1つの家具に2種類の木材を部材ごとに使い分けています。それぞれの材種の木目や風合いを楽しむことができます。
木材へのこだわり
飛騨産業は製材から乾燥、加工までの全てを社内で管理、生産しています。(一部を除く)また、これまで家具用材として活用されていなかった、「未利用材の活用」にも力を入れており、杉などの軟らかい木材の強度・加工性能・意匠性の向上を目指した圧縮技術の開発や、節入り材や枝部分を生かした商品開発、小径木に関する研究などに取り組んでいます。
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また、国際認証「FSC® COC 認証」や、合法木材供給事業者の認定を取得して、適切に管理された森林から生産された木材を使って製品を作る体制を整えています。
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塗装へのこだわり
飛騨産業では、オイル仕上げ・ポリウレタン樹脂塗装の2種類の塗装方法があります。塗料は全てF☆☆☆☆(エフフォースター)のものを使用しています。F☆☆☆☆は、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドの発散量を等級化したJIS・JAS 規格で、建材や塗料、内装材、接着剤などのホルムアルデヒド発散量に応じて区分されています。☆が多いほど発散量が少なく、F☆☆☆☆は最良な等級です(平均放散量0.3mg/L 以下)。
また、チェアの場合、ノンスリップ塗装を行なっています。(一部塗色を除く)ノンスリップ塗装は通常の塗装と比べて、座面が滑りにくいという特長があり、快適な座姿勢を保つことができます。
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