お手入れ

キズやシミのお手入れ

オイル仕上げは塗膜が薄いので、定期的なメンテナンスが必要です。オイルフィニッシュメンテナンスキットをご購入いただき、ダイニングテーブルなど使用頻度の高いものは、ご購入から1ヶ月以内に蜜蝋ワックスを塗ってください。その後は、梅雨の前と、冬になる前の、年2回のメンテナンスをおすすめします。梅雨から真夏にかけての湿気と高温、真冬の乾燥といった家具にとって厳しい環境にそなえて、手を加えてあげることが重要です。その他、表面ががさついてきたときもお手入れをしてください。

オイルメンテナンス方法

  • 1

    十分な換気

    オイルは揮発性です。メンテナンス作業を行う場合は必ず窓を開け、十分な換気をしてください。

    十分な換気
  • 2

    紙やすりをかける

    木目に沿って紙やすり240番をあて、がさついた部分や汚れが付着した部分を、なでるように軽く磨きます。

    紙やすりをかける
  • 3

    拭き取り

    紙やすりをかけた後、拭き取り用の乾いたぞうきんで木粉を取り除きます。

    拭き取り
  • 4

    植物系オイルを塗る

    ウエスに植物系オイルを染み込ませ、伸ばす様にまんべんなく、オイルを塗ります。

    植物系オイルを塗る
  • 5

    乾燥

    表面にオイルが残っているようであれば、乾いたウエスで拭き取ります。その後、約12時間乾燥させます。

    乾燥
  • 6

    蜜蝋ワックスを塗る

    蜜蝋ワックスをウエスに付け、少しづつ塗布します。その後、乾拭きをしてなじませ、乾燥させます。

    蜜蝋ワックスを塗る
オイルフィニッシュメンテナンスキット

オイルフィニッシュメンテナンスキット

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オイルメンテナンスの方法を動画でわかりやすくご紹介しています。
ぜひご覧ください。

オイルメンテナンスの方法

注意事項

オイルフィニッシュメンテナンスキット付属の取扱説明書をよくお読みください。

  • 作業中は換気をしっかり行ってください。
  • オイルを染み込ませたウエスは、破棄するまで水につけておいてください。発火するおそれがあります。
  • ワックスの染み込んだウエスを繰り返し使用される場合は、密閉容器に保管してください。
    (太陽光や空気接触などで自然発火し、火災の原因となることがありますので十分ご注意ください。)
  • 作業中や乾燥させている間、オイルが肌や衣類に付着しないようにご注意ください。万が一、衣服や肌についた場合はよく水洗いしてください。
  • 目に入った場合は、すぐに水で洗い流してください。
  • 口に入った場合は、すぐに吐き出してうがいをしてください。
  • 肌の弱い方・皮膚に異常のあるときはご使用を避けてください。
  • ご使用後はオイルキャップをしっかりと締め、お子さまの手の届かないところに立てて保管してください。
  • オイルは天然素材のため時間がたつと硬化します。使用期限を守ってお使いください。

天板などがへこんでしまった場合(打ちキズ)の応急処置

※オイル仕上げの商品に行ってください。
凹んだキズ部分の木目に沿ってやさしくやすりがけします。その後、湿らせた布を凹んだ部分にあて、上からアイロンで熱を数秒加えます。あてすぎは、コゲ・変色の原因となりますので、十分ご注意ください。
木が水を含み、凹み部分がふくらみます。大きな凹みは完全には平らになりませんのでご注意ください。その後、上記①~⑥のメンテナンスを行ってください。