技を磨く
匠・工匠制度
匠の心と技術を継承し、高品質な商品をお客様に提供するため、「匠・工匠制度」という職能資格制度を採用しています。また木工全般の知識向上をめざし、匠・工匠による勉強会を定期的に開催しています。
目的
匠・工匠制度は飛騨産業の固有の知識・技術を継承し後世に繋いでいくとともに、匠・工匠を目指す上で必要な育成プランによる知識・技術の向上を目的としています。
名称と定義
名称 | 定義 |
---|---|
匠 | 飛騨家具業界でも認められる広範囲における固有の知識・技能保有者 |
工匠 | 飛騨家具業界でも認められる単一分野における固有の知識・技能保有者 |
工匠2級 | 飛騨家具業界でも認められる単一分野における固有の知識・技能保有者 |
工匠3級 |
資格認定基準
年に一度、認定試験が行われます。試験を受けるためには技能検定の取得や実務経験など、いくつかの要件を満たす必要があります。認定試験は実技・学科・小論文の3項目に分かれており、それぞれの項目で一定基準以上の点数を満たした場合、合格となります。
匠・工匠の責任と権限
技術面、品質面で役職者同等の権限においてリーダーシップを取り、「安全・品質・コスト」を意識しながらものづくりができる職人として技術的具体策の指導・助言を行います。
後進指導・育成
社員を対象とした匠、工匠による勉強会を「安全・品質・コスト」それぞれの重点項目に基づいた勉強会を定期的に開催し、木工全般の知識・技能向上を目指します。