国産材や未利用材の活用
国産材の活用
日本の森林の健全さを取り戻すためには、森林に蓄積される木材資源を、家具や建材として活用することが急務です。飛騨産業ではこの課題に対応するため、2005年にはエンツォ・マーリとともに、圧縮技術を用いて国土の13%に分布するスギを活用した家具を発表。2022年には原研哉とともに幹の細い広葉樹を活用した家具を発表するなど、日本の木材を活用する取り組みを推進してきました。2023年現在の国産材使用率は14%ですが、2030年には30%を目指しています。
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飛騨の山のリサーチ
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圧縮技術を用いてスギを活用した家具(KISARAGI)
未利用材の活用
木材には節・赤太・白太と様々な表情があり、製材の仕方により柾目や板目といった木目が現れます。しかし画一的なものをよしとする美意識と合理主義のため、無節の柾目にこだわり、せっかくの個性や自然の造形美を無視してきた側面は否めません。一本の丸太から家具として使用されるのは10%から25%。森の恵みを活かしきれずにいるのです。私たちは貴重な森林資源を有効活用することはもとより、樹木本来の美しさを発信する観点から、節や枝を天然がつくり出すデザインと捉え、木そのものに寄り添った商品づくりを推進しています。
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節の家具(森のことば)
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枝の家具(kinoe)